WordPressプラグインおすすめ11選~SEO・ギャラリー・ソーシャル連携など~

テーマと並んでWordPressの特徴的な機能である「プラグイン」。WordPressの本体自体はシンプルな機能だけで成り立っているため、プラグインで必要な機能を追加していきましょう。こちらの記事では、主にSEO対策、ギャラリー、ソーシャル連携におけるプロが厳選したプラグインをご紹介いたします。

プラグイン

プラグインの選定・利用に関する注意点

2016年9月現在、WordPress公式サイトには46,000以上のプラグインが登録されています。WordPressの公式サイトに掲載されていないプラグインも、世界中に無数にあると想像できます。
それでは、これらの膨大なストックから本当に必要で、安全なツールをどのように入手したらいいのでしょうか。
注意すべきポイントとして、以下の3点を挙げました。

【ポイント1】 まずは信頼できるプラグインを選ぶ

品質の悪いプラグインを利用すると、WordPressで構築したWebサイトの挙動を不安定にさせ、場合によっては停止させてしまう可能性があります。

このような不具合を回避する方法は、以下のように整理できます。

  • WordPress「プラグインを追加」ページで、インストール件数が多いものを選ぶ
  • 上記のページで、更新頻度が多く最終更新日が最近のものを選ぶ
  • 上記のページで、上方にあるものを選ぶ
  • 既存の利用者のレビュー記事で、高評価の多いものを選ぶ(ネット検索で容易に情報は入手可能)

【ポイント2】 利用は必要最低限に

あまりに便利で機能アップにもなるため、どんどんプラグインを導入してしまうと、以下の影響が出やすくなります。

  • 公開しているWebサイトや管理画面の表示速度が落ち、ストレスの発生だけでなく、SEOに悪影響を及ぼす
  • プラグイン同士の干渉の確率が増え、Webサイトの挙動を不安定にさせる原因になる

このような不具合は、以下のことで回避できます。

  • 一つの目的には、プラグインのインストールも原則一つにする
  • プラグインに依存しない(PHPやCSSなどを直接書き換える)

【ポイント3】 インストール前にWordPressのバックアップをとる

通常は、利用したいプラグインを「今すぐインストール」した後に「有効化」するだけで、WordPressの目的の機能拡張は完了します。

ただし、プラグインというプログラムの中身まで熟知して組み込むわけではないので、想定外の不具合が発生する可能性を排除できません。例えば、Webサイトまたは管理画面に以下のような影響を与えることがあります。

  • 画面が真っ白になってしまった
  • 表示スピードが極端に遅くなってしまった
  • 文字化けするようになった

これらの不具合を回避するには、以下を実施する必要があります。たとえ面倒でも、不具合の恐怖から解放されるので、メリット大です。

  • バックアップとリストア(復旧)の手段と手順を整えておく
  • 本番環境でいきなり導入するのではなく、最初にテスト環境で動作確認を行い、問題がないことを確認する

以上の注意点を踏まえて、目的別のプラグイン11選をご紹介いたします。

プロが厳選!おすすめプラグイン11選

1. SEO対策編

まずは、SEO(検索エンジン最適化)に効果のあるプラグインを4つ紹介します。残念ながら、プラグインをインストールしただけで、Googleの検索結果がすぐに上位に表示されることはありません。

やはり大切なことは、プラグインを入れた後の適切な設定です。例えば、次に挙げる内容などにも気をつける必要があります。

  • 記事毎に要約文やキーワードを考える
  • 利用者の事情を考えた対策も含める(表示速度の改善など)
  • 役に立ち、読みやすい文章にする

SEO対策(1) All in One SEO Pack

All in One SEO Pack

公式サイトURL https://ja.wordpress.org/plugins/all-in-one-seo-pack/
インストール方法 プラグイン – 新規追加 – ’All in One SEO’で検索 – 今すぐインストール – 有効化
選んだポイント ・信頼性 (高 利用者の多くが必須と判断)
・即効性 (中 SEO対策プラグインの限界)
・難易度 (中 設定自体は容易だが、専門用語が多く、難解に感じる)
・有効化済みインストール数 (100万以上)
基本機能 ・XML Sitemapサポート
・Google アナリティクスとの連携が容易(IDを入力するだけ)
・設定画面は日本語に74%翻訳済み(Version 2.3.9.2)
・PHPのバージョン7を100%使える
期待できる効果 Yoast SEO と同様に、SEO効果を上げるための各種設定を総合的に行うことができる
無料版・有料版の有無とその違い ・無料版 / 有料版 (79ドル/年から)
・有料版のWooCommerceや動画対応のほか、サポートが、無料版と異なる
注意点 WordPressの「All in One SEO Pack」に深刻な脆弱性、更新版で対応
備考 2007年公開

SEO対策(2) Yoast SEO

Yoast SEO

公式サイトURL https://ja.wordpress.org/plugins/wordpress-seo/
インストール方法 プラグイン – 新規追加 – プラグインの検索 – 今すぐインストール – 有効化
選んだポイント ・信頼性 (高 利用者の多くが必須と判断)
・即効性 (中 SEO対策プラグインの限界)
・難易度 (低 設定自体は容易)
・有効化済みインストール数 (100万以上)
基本機能 ・重要な箇所の入力内容を、自動的に採点し改善点を明示してくれる(タイトル、メタタグの記述内容など)
・XML Sitemapサポート
・設定データのインポートとエクスポートができ、All-in-One SEOからの移行が簡単で、バックアップツールとしても使える
・設定画面は日本語に55%翻訳済み(Version 3.5)
期待できる効果 All in One SEO Pack と同様に、SEO効果を上げるための各種設定を総合的に行うことができる
無料版・有料版の有無とその違い ・無料版 / 有料版 (1サイト69ドル/年から)
・有料版には、リダイレクトマネージャー、複数キーワードの設定、SNS投稿時の画像サイズチェック機能などがある
注意点 WordPressのテーマにより動作しない例がある
備考 (1) All in One SEO Packと比べて、初期設定が細かくでき、使い方がシンプルとの印象あり

SEO対策(3) Google XML Sitemaps

Google XML Sitemap

公式サイトURL https://ja.wordpress.org/plugins/google-sitemap-generator/
インストール方法 プラグイン – 新規追加 – プラグインの検索 – 今すぐインストール – 有効化
選んだポイント ・信頼性 (高 最も優れたプラグインとしてランクされている)
・即効性 (中 SEO対策プラグインの限界)
・難易度 (低 設定自体は容易)
・有効化済みインストール数 (100万以上)
基本機能 ・sitemap.xmlファイルが自動生成される
・設定項目は多いが、初期設定で大抵のサイトは対応可能
・設定画面はほぼ日本語
期待できる効果 sitemap.xmlの管理・設定がまとめて、もれなく行うことができる
無料版・有料版の有無とその違い ・無料版のみ
注意点 アップデート後にエラーの発生が報告されている(バージョン4.0以上)
備考 2005年公開

SEO対策(4) PubSubHubbub

PubSubHubbub

公式サイトURL https://ja.wordpress.org/plugins/pubsubhubbub/
インストール方法 プラグイン – 新規追加 – プラグインの検索 – 今すぐインストール – 有効化
選んだポイント ・信頼性 (中)
・即効性 (高 SEO関連では珍しく即効性は高)
・難易度 (低 インストールして有効化するだけ)
・有効化済みインストール数 (10万以上)
基本機能 Googleなどの検索エンジンに、数分以内にWebサイトの該当ページを登録(インデックス)する
期待できる効果 いち早くページをインデックスすることにより、コンテンツがコピーされることを防止する(Googleより不当な評価を阻止することができる)
無料版・有料版の有無とその違い ・無料版のみ

2.ギャラリー編

そもそもギャラリーとは何でしょうか?複数の画像(写真やイラスト)を効果的に見てもらうためのレイアウトやその方法のことです。具体的には、美術館の展示スペースをイメージするとわかりやすいかもしれません。美術館では多くの絵画を効率良く、わかりやすく鑑賞してもらうため、いろいろ工夫されています。

WordPressでは、基本機能にメディアライブラリという機能がありますが、よりデザイン性とカスタマイズ性を高めるために、プラグインを導入する方法もあります。ここでは、3つご紹介します。

ギャラリー(1) NextGEN Gallery

NextGEN Gallery

公式サイトURL https://ja.wordpress.org/plugins/nextgen-gallery/
インストール方法 プラグイン – 新規追加 – プラグインの検索 – 今すぐインストール – 有効化
選んだポイント ・信頼性 (高 同じカテゴリーで、利用者が最も多い)
・機能性 (高 見せ方が数種類用意されている)
・難易度 (中 高機能だが、メニューはシンプル)
・有効化済みインストール数 (100万以上)
基本機能 ・ギャラリーとアルバム(ここではギャラリーの集合体)の作成
・アルバムの表示方法の選択(全体をコンパクトに表示するかリスト表示するか)
・サムネイル一覧表の作成
・スライドショーの作成
期待できる効果 ・多くの画像を効率良く見てもらうことができる
・有料版を利用すれば商売ができる仕組みが揃う(販売画面や決済方法が揃う)
無料版・有料版の有無とその違い ・無料版 / 有料版 (PLUS版69ドル、PRO版 99ドル)
・PLUS版には、無料版よりさらに8つの表示機能が追加されている
・PRO版には、PLUS版に加え写真データの販売ツールなどが含まれている
備考 管理画面を日本語に翻訳する方法あり(FTPを使用し、やや複雑)

ギャラリー(2) Photo Gallery

Photo Gallery

公式サイトURL https://wordpress.org/plugins/photo-gallery/
https://web-dorado.com/products/wordpress-photo-gallery-plugin.html
インストール方法 プラグイン – 新規追加 – プラグインの検索 – 今すぐインストール – 有効化
選んだポイント ・信頼性 (高)
・機能性 (高)
・難易度 (中 設定メニューは日本語化されていないが、シンプルで操作可)
基本機能 ・ギャラリーとアルバムの表示方法が選べる(9種類の選択肢)
・複数の表示方法
・スライドショー(無料版は1つ設置可)
・ウィジットでの設定も可
・NextGEN Galleryのデータのインポート
期待できる効果 ・SEO効果の向上
無料版・有料版の有無とその違い ・無料版 / 有料版 (個人用30ドル、ビジネス用45ドル)
・有料版と無料版の違いは、スライドショー設置数、コメント機能、SNS共有機能など
・アドオン(拡張機能)が24あり、全てを470ドル(/6か月)が100ドルで利用できる(データのインポート・エクスポートやフェイスブック連携など)
備考 無料版でもサポート情報が充実している

ギャラリー(3) FooGallery

FooGallery

公式サイトURL https://ja.wordpress.org/plugins/foogallery/
http://foo.gallery/
インストール方法 プラグイン – 新規追加 – プラグインの検索 – 今すぐインストール – 有効化
選んだ理由 ・信頼性 (中)
・機能性 (高 見せ方が数種類用意されている)
・難易度 (中 設定メニューは日本語化されていないが、シンプルで操作可)
・有効化済みインストール数 (6万以上)
基本機能 ・ギャラリーのテンプレートが用意されている(自作も可)
・拡張機能を追加できる
・Fooboxをサポート
・NextGEN Galleryのデータのインポート
期待できる効果 ・多くの画像を効率良く見てもらうことができる(拡張機能で動画も可能)
無料版・有料版の有無とその違い ・プラグイン本体は無料版のみ
・動画対応の拡張機能は有料(29ドル/サイト)
備考 ・一般ユーザーの利用に加え、開発者向けの情報(拡張機能の開発など)を提供
・ギャラリー用プラグインで、今後人気の出る予感

3.ソーシャルメディア連携編

「【2016年最新】主要ソーシャルメディアのユーザー数まとめ」によれば、日本国内の利用者はTwitter 3,500万人、Facebook 2,400万人です。これらのソーシャルメディアで拡散されれば、効率よく宣伝することができるため、現在ではソーシャルメディアとの連携は必須といえるでしょう。
 
WordPressで投稿した記事をソーシャルメディアで広めるためには、現状では以下のパターンが考えられます。

  • サイトや投稿記事などにSNSボタンをつけて押してもらうことで、情報が拡散する
  • 上記に加えて、サイトや投稿記事などの人気度が数字で表示され、価値が上がる
  • サイトや投稿記事などがSNSで共有されると、SNS上に写真つきで紹介される
  • WordPressに記事を投稿すると、自動的にSNSにも投稿する仕組みを導入する

ソーシャルメディア連携(1) WP Social Bookmarking Light

WP Social Bookmarking Light

公式サイトURL https://wordpress.org/plugins/wp-social-bookmarking-light/
インストール方法 プラグイン – 新規追加 – プラグインの検索 – 今すぐインストール – 有効化
選んだポイント ・信頼性 (高)
・即効性 (中)
・難易度 (低 設定は容易)
・有効化済みインストール数(10万以上)
基本機能 ・32のソーシャルメディアのボタンを設置可能(日本独自のサイトもあり)
・1回設定すれば全てのページにボタン設置可能
・ドラッグアンドドロップで、利用するボタンを簡単に選択できる
・CSSにより、表示位置の変更などができる
期待できる効果 ・サイトや記事の宣伝
・ボタンが押された回数が公開されることで、サイトや記事の価値が向上
無料版・有料版の有無とその違い 無料版のみ
備考 サイトや記事の内容を充実させることが前提

ソーシャルメディア連携(2) Social Networks Auto-Poster

 Social Networks Auto-Poster

公式サイトURL https://wordpress.org/plugins/social-networks-auto-poster-facebook-twitter-g/
http://www.nextscripts.com/social-networks-auto-poster-for-wp-multiple-accounts/
インストール方法 プラグイン – 新規追加 – プラグインの検索 – 今すぐインストール – 有効化
選んだポイント ・信頼性 (高)
・即効性 (中)
・難易度 (中 自動配信の設定が非常に細かくでき、設定はやや困難)
・有効化済みインストール数 (10万以上)
基本機能 ・WordPressで記事を作成すると、自動的にソーシャルメディアにも投稿できる
・Facebook, Twitter, Instagram, Google+など 33のソーシャルメディアに対応
・150件分のログが残る
期待できる効果 一つの記事を、複数のソーシャルメディアに同時に配信でき、投稿作業の時間短縮と間違いを減らすことができる
無料版・有料版の有無とその違い ・無料版 / 有料版 (49.95ドル/年)
・有料版により、一つのソーシャルメディアに複数のアカウントを設定できる
備考 記事の内容を充実させることが前提

4.カレンダー編

店舗、イベントやセミナーなどを開催する企業にとっては、重宝するプラグインです。いろいろなサービス業のWebサイトによく掲載されているように、休業日や開催日程などのスケジュールをわかりやすく表示することができます。

顧客は、必要に応じて表示する期間を日毎、週毎、月毎に切り替えたり、特定のイベントのカテゴリーのみ表示できたりします。

Webサイト運営者側も、入力フォームを最初から設計する必要はありません。あらかじめ決められた項目に必要事項を書き込んでいくだけで、過不足なくイベント情報などを顧客に伝えることができます。

カレンダー(1) All-in-one Event Calendar

All-in-one Event Calendar

公式サイトURL https://wordpress.org/plugins/all-in-one-event-calendar/
http://time.ly/
インストール方法 プラグイン – 新規追加 – プラグインの検索 – 今すぐインストール – 有効化
選んだポイント ・信頼性 (高)
・即効性 (中)
・難易度 (低 イベント情報の入力は、通常の記事投稿と類似し、慣れると楽)
・有効化済みインストール数 (10万以上)
基本機能 ・カレンダーを固定ページに表示する(ショートコード使用)
・公開できる情報は、5W1H以外に決済に結びつける仕組みあり
・常に最新の日程が表示される(自動更新)
・管理画面の翻訳は、ほぼ日本語化されている
期待できる効果 ・新規顧客へのイベント告知など、プロモーションに使える
・既存会員へのスケジュール告知手段
・顧客が予定を忘れた場合など画面で確認ができるので、運営者への問合せが減る
無料版・有料版の有無とその違い ・無料版 / 有料版 (9ドル/月から99ドル/月の3段階)
・有料版には、イベントのデータのインポートやSSL対応機能などがある
・有料版には、機能拡張プランもあり

5.予約編

WordPressのプラグインと関連サービスを活用すれば、Webサイト上で予約から支払いまで完結することができます。

予約には、ビジネスの形態により次の2種類があります。

  • 顧客が空いた日時を選ぶ場合(宿泊施設など)
  • サービスの運営者が事前に設定した日時を、顧客が選ぶ場合(レッスンなど)

よって、プラグインを選択する場合は、まずは目的を明確にしましょう。

さらに、日本国内でのビジネス展開の場合には、表示されている言語が日本語の必要があります。そのため、海外製のプラグインでいくら人気があったとしても、日本語に翻訳されていないと、利用することは困難です。

予約(1) Online Lesson Booking

Online Lesson Booking

公式サイトURL https://wordpress.org/plugins/online-lesson-booking-system/
http://olbsys.com/
インストール方法 プラグイン – 新規追加 – プラグインの検索 – 今すぐインストール – 有効化
選んだポイント ・信頼性 (中)
・即効性 (中)
・難易度 (中 設定内容が非常に多い)
・有効化済みインストール数 (500以上) *作者のサイトでは8千ダウンロード
基本機能 ・「会員管理機能を使った、タイムテーブル型の予約システム」
・オンラインだけでなく、店舗の予約にも利用できる
・サービスを提供する担当者(講師など)の管理も細かくできる
期待できる効果 ・Webサイト上で、顧客も店舗運営者も手続きが完了する
・予約の履歴が残り、後になって忘れても困らない
無料版・有料版の有無とその違い ・無料版 / 有料版 (モジュール毎に、1本5千円/サイト~3万円/サイト)
・有料版にはPayPal支払い、グループレッスン、CSVエクスポートなど多数あり
注意点 ITスキルのない方は申し込めないため、売上機会の損失になる可能性
備考 作者は日本人

まとめ

ここまでいかがでしたか。
WordPressのプラグインは、さまざまな要望に応えるため、多くのカテゴリーに分類されています。そこで手際良く使いこなすコツは、まず何をWordPressでしたいかを意識することです。

目的に合ったプラグインを選んで、ぜひ上手に活用してみてください。

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