5分で理解「CMSとは何ができる?」種類&目的別選び方を解説!

CMSって聞いたことはあるけど、具体的にどういうものか分からないという人も多いのではないでしょうか?この記事ではCMSでできること、仕組みや基本的な機能を解説し、サイトの目的に合わせたCMSの選び方をご紹介します。

CMS, content management system. Concept with keywords, letters and icons. Colored flat vector illustration. Isolated on white background.

CMSとは?

Contents Management Systemの略で、サイトを構成しているコンテンツ(文章・画像・プログラムなど)を効率良く管理する仕組みのことです。

サイトの規模が大きくなると、ちょっとした直しででも、すべてのページのファイルを修正しなければならないことがあります。CMSにより、このような手間ひまを劇的に減らすことができます。最小限の作業で済むため、間違いも大幅に抑えることができますね。

このCMSの特徴は、表示されているページを、主要なパーツに分解することで実現しています。例えば、各ページ上方にあるロゴやメニューの部分だけを取り出して、別の管理画面で更新できます。この仕組みにより、ロゴやメニューを差し替えたい場合に、この管理画面で1回更新するだけで済みます。これで全てのページを修正する必要はなくなります。

CMSの種類

CMSの種類

いろいろな分類方法がありますが、ここではわかりやすいように「オープンソース型」「商用型」の2つに分けています。以下の表で、それぞれの大まかな特徴をまとめてみました。

オープンソース型 商用型
利用料金 通常無料 有料
利用方法 (1)サーバーにインストールするタイプ

(2)サービス提供サイトにアクセスするタイプ

(1)サーバーにインストールするタイプ

(2)利用者が独自に開発するタイプ

機能の拡張 比較的自由にできる 自由にできない場合が多い

(1)選択したCMSによる

(2)設計したCMSによる

セキュリティ 設定次第で安全 設定次第でより安全
ドメイン (1)独自ドメイン使用可能

(2)サービス提供会社のドメインしか使用できない場合がある

(1)と(2)とも独自ドメイン使用可能

対象者 個人~企業で中級者以上 企業を中心に初心者以上
代表例 (1)WordPress、EC-CUBE、Drupal、baser CMS、concrete5 など

(2) WiX、ジンドゥー、weebly など

(1)Movable Typeなど

(2)(利用者独自)

CMSの仕組みと静的なWebサイトとの違い

CMSの仕組み

CMSを知るために、「CMSでない仕組み」と対比するとわかりやすいと考えます。この比較ではいろいろな名前がありますが、今回は「静的なWebサイト」として、以下の表で両者の違いを明らかにしたいと思います。

CMS 静的なWebサイト
おおまかなページ構成 公開ページと管理ページが独立し、それぞれのURLにアクセスして閲覧・操作 公開ページのファイルだけがあり、そのファイルを直接更新
利用する主なファイルやプログラム PHP、データベースなど HTML、CSS、JavaScriptなど
向いているサイト ・大規模

・セキュリティと管理のバランス重視

・デザインや機能の更新が多い

・専任者不在だが効率良く運営したい

・小規模

・セキュリティ重視

・更新頻度が少ない

・専任でスキルのある担当者がいる

拡張性 あり(プラグインなどの活用) 困難で、必要の場合独自に開発が必要
難易度 比較的低い(多く自動化されている) 比較的高い(手作業が多い)
更新方法 ブラウザで専用の管理画面にアクセスして実施 作業者がHTMLなどを修正し、そのあと専用ソフト(FTPなど)でサーバーへアップロード
更新時の主な作業者 サイト運営者自身でほぼ可能 ・スキルのある社内担当者

・デザイナーなど外部の専門家

レンタルサーバーのスペック データベースがほぼ必須(近年は心配不要) データベースはほぼ不要で、低スペックでも動作する場合が多い

CMSの基本機能

項目 基本機能 内容
公開ページの新規作成や編集 サイト全体のデザインやレイアウト 公式サイトで公開されているテンプレートなどから選択できる
各ページの更新 ・文章や画像(写真・動画)の新規作成と編集

・機能の増強により、通販ページや問い合わせページなどの作成が可能

履歴管理 以前に作成した内容(バージョン)に戻って、公開する内容を修正できる
サイトの管理 管理画面 サイトを管理するための各種項目がわかりやすく整理されている
公式サイトへのリンク CMSの公式サイトと連携し、各種テンプレートや機能増強プログラムなどのダウンロードサービスが受けられる
公開管理 公開や非公開の切り替え、パスワード保護、ページ公開の予約など
ページの共通パーツの更新 メニュー、ヘッダー、フッター、サイドバーなどの共通パーツを、専用画面で一括更新できる
画像 新規追加、差し替え、トリミング、各ページへの画像挿入などが可能
機能増強 CMSに最初から備わっていない各種機能を、公式サイトより簡単にダウンロードや利用ができる
サイト管理者 複数の管理者でサイトが運営できるように、管理者権限を割り当て、責任分野を明確にできる
ページアクセスを増やす アクセス分析 ページアクセス状況などの各種情報を収集し、わかりやすい画面で表示する
Googleとの連携 Googleの各種アクセス解析やプロモーション機能と連携できる
SNSとの連携 全ページに各種SNSボタンとリンク設定が簡単にできる

サイトの目的に合わせてCMSを選ぶ!

CMS 選択

2019年8月現在、インターネット関連の統計専門のサイトW3Techsには、世界中で600以上のCMSが列挙されています。こんなに多くの中から、ちょうどいいCMSをどのように選べばいいのでしょうか。

心配はいりません。どのCMSも、利用目的をある程度絞っています。まずは、ご自身または組織が想定している利用目的を明確にしてから、合いそうなCMSを探すことと考えます。

それでも不安な場合は、機能補強すれば万能になるタイプのCMSを選択してみてはいかがでしょうか。サイトの運用をしているうちに、やりたいことが増えることがあるため、機能増強が柔軟にできるCMSを選ぶことをおすすめします。そうなると、ある程度限られたなかで選んでいくことになります。この記事やカゴヤのサーバー研究室では、サイトの目的別に次のようなCMSを選んで解説しています。

【シェアNo.1】万能タイプの「WordPress」

wordpress

主な目的 用途に限定されずに、いろいろな機能を使ってサイトを効率良く運営したい
主な対象 ・初心者から上級者まで

・企業ユーザー(コーポレートサイト)から個人ユーザー(ブログなど)まで

特徴 ・機能拡張手段が豊富

・公式サイトはもちろん、一般ユーザーによる情報が多く公開されているため心強い

おすすめのポイント 迷ったら「WordPress」!
詳細情報 カゴヤのサーバー研究室で掲載している記事をご紹介します。

・WordPress初心者がおさえるべき基本中のキホンを解説します
https://www.kagoya.jp/howto/wordpress/wordpress_beginner/

・【超入門】WordPressでホームページを作る方法~企業から個人まで~
https://www.kagoya.jp/howto/wordpress/wordpress_hp/

大規模サイトには「Drupal」(ドルーパル)

drupal

主な目的 大規模のサイトの管理と運営
主な対象 企業サイトを運営する管理者
特徴 ・グローバル企業や政府機関の一部が利用している

・セキュリティが強固と言われている

・承認ワークフロー機能があり、グループ単位での権限設定と運用が可能

おすすめのポイント 多言語対応にすぐれ、国際的な用途にぴったり!(100近い言語に対応)
詳細情報 カゴヤのサーバー研究室で掲載している記事をご紹介します。

・Drupal(ドルーパル)とは?できること、機能をわかりやすく解説します
https://www.kagoya.jp/howto/cms/drupal/

企業サイトには「concrete5」

concrete5

主な目的 大規模のサイトの管理と運営
主な対象 企業サイトを運営する管理者、デザイナー
特徴 より直感的な操作でページ更新ができる
おすすめのポイント サイトのデザインに凝りたいときは「concrete5」
詳細情報 カゴヤのサーバー研究室で掲載している記事をご紹介します。

・「concrete5(コンクリートファイブ) 」とは?インストール方法と使い方を徹底解説
https://www.kagoya.jp/howto/webhomepage/cms_concrete5/

コーポレートサイトをシンプルに運営するには「baser CMS」

basercms

主な目的 コーポレートサイトの管理と運営
主な対象 企業サイトを運営する管理者(技術部門でなくてもある程度可)
特徴 必要な機能を厳選して操作しやすい
おすすめのポイント 国産で、コーポレートサイト向けのCMSを探している方にぴったり!
詳細情報 カゴヤのサーバー研究室で掲載している記事をご紹介します。

・baser CMSってどうなの?選ばれる理由から使用法までわかりやすく解説
https://www.kagoya.jp/howto/cms/baser-cms/

【ショッピングサイト】には「EC-CUBE」

eccube

主な目的 インターネット上で商品販売をするときに、ひとつのシステムで完結したい
主な対象 ショッピングサイトを運営する店長やスタッフ
特徴 商品、受注、会員、販売、各種プロモーションなどの運用や管理が円滑にできる
おすすめのポイント 日本製なので使いやすい!
詳細情報 カゴヤのサーバー研究室で掲載している記事をご紹介します。

・EC-CUBEとは?できること、機能をわかりやすく解説します
https://www.kagoya.jp/howto/netshop/ec-cube/

まとめ

ここまでいかがでしたか。

ご自身で運営されているWebサイトを効率的に維持していくためには、CMSの活用は普通になってきました。あとはCMSを動作させるためのサーバーが必要です。

サーバーといってもおおげさなものを用意することなく、まずは広く使われている安定したサーバーの利用がおすすめです。カゴヤ・ジャパンでは「共用レンタルサーバー」プランにて、主要なCMSの利用を試すこともできます。

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