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初心者必見!WordPress管理画面のログインから基本設定まで徹底解説

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WordPressの管理画面解説

WordPressは世界中で利用されている人気のCMSですが、初心者にとっては最初の設定や使い方に戸惑うことも多いです。

そこで本記事では、WordPress管理画面へのログイン方法から基本設定、投稿の作成、テーマやプラグインの管理まで、初心者が知っておくべきポイントを徹底的に解説します。

この記事を読めば、WordPressの基本操作を一通り学べますので、その後のサイト運用がスムーズに進められるようになります。

WordPress管理画面へのログイン方法

WordPressのログイン画面

WordPress管理画面へのログインは、WordPressサイトごとに用意されているログインページに移動してログインを行います。

現状、WordPressの管理画面へのログインは以下の3つのパターンがあります。

レンタルサーバーのコントロールパネルからログイン

WordPressのインストールや管理機能を搭載したレンタルサーバーの場合、そのレンタルサーバーのコントロールパネルからログイン画面に飛ぶことができます。

ログイン画面が表示されたら、ユーザー名とパスワードを入力して「ログイン」ボタンをクリックすることで、管理画面へ入ることができます。

基本的に、初めてレンタルサーバーにWordPressをインストールし、そのまま管理画面へ移動する場合に使用する時以外は利用頻度は少なくなりますが、ブックマークが消えてしまうなど万が一の時には重宝する方法となります。

URLを使ったログイン

WordPressサイトをインストールした際に設定したURLの末尾に「/wp-admin/」または「/wp-login.php」を追加したURLにアクセスすることで、WordPressサイトの管理画面へのログインページに移動できます。

仮にhttps://example.com/というURLのWordPressサイトであれば以下のようなURLで管理画面へアクセスできます。

https://example.com/wp-admin/
または
https://example.com/wp-login.php

ログイン画面が表示されたら、ユーザー名とパスワードを入力して「ログイン」ボタンをクリックすることで、管理画面へ入ることができます。

セキュリティ対策としてのログインページURL変更した場合

このWordPressのログインページですが、デフォルトの状態では悪意のある第三者に簡単にアクセスされてしまう状態にありますので、セキュリティ対策としてログインページのURLを変更することも可能です。
URLを変更することで、不正アクセスを試みる攻撃者からサイトを守る効果が期待できます。

URLを変更するには、「WPS Hide Login」や「SiteGuard WP Plugin」などのセキュリティプラグインを利用します。設定も簡単で、このプラグインをインストールし、プラグインの設定画面で任意のログインURLを指定・設定することで変更できます。

SiteGuard WP PluginでのログインURL変更画面

なお、変更を行った場合は自分がログインできなくなってしまわないよう、変更後のログインURLをブックマークやコピペ等でアクセスできるよう注意しましょう。
また、レンタルサーバーのコントロールパネルから直接ログインページに飛べなくなる可能性についても把握しておきましょう。

WordPress管理画面の構成要素

WordPress管理画面は、大きく分けて以下の3つの要素で構成されています。

ツールバーの概要と使い方

画面上部に固定表示されるのがツールバーです。

ツールバーの位置

サイトの表示や新規投稿、コメントの確認など、よく使う機能に素早くアクセスできます。

機能名説明
WordPressロゴ管理画面のダッシュボードに移動
サイトタイトルサイトのトップページを表示
新規投稿、固定ページ、ユーザーなどを新規作成
コメント承認待ちのコメントを確認
編集現在表示しているページを編集
ユーザー名プロフィール編集やログアウト
ツールバーの主な機能

ツールバーには、プラグインなどで追加した機能が表示されることもあるため、カスタマイズされたWordPressサイトであればツールバーに並んでいる項目もかなり異なるものになります。

メインナビゲーションの活用方法

画面左側に縦に配置されているのがメインナビゲーションです。

メインナビゲーションの位置

投稿や固定ページの作成、デザインのカスタマイズ、プラグインの管理など、サイト運営に必要な機能がカテゴリーごとに分類されています。

メニュー名説明
ダッシュボードサイトの概要や最新情報を確認
投稿ブログ記事の作成・管理
固定ページ固定的なページの作成・管理
外観テーマの変更やカスタマイズ
プラグイン機能拡張のためのプラグインを管理
ユーザーユーザーの追加や権限設定
設定サイト全体の各種設定
主なメニュー項目

ツールバー同様に、このエリアも導入しているプラグインやテーマに備わっている機能次第で表示されるメニューが異なります。

ワークエリアの見方と操作

メインナビゲーションで選択した項目の内容が表示されるのがワークエリアです。

ワークエリアの位置

例えば、「投稿」を選択すると、投稿一覧が表示され、新規投稿の作成や既存の投稿の編集などが行えます。WordPressサイトの運営において、最も触れる機会の多いエリアとなります。

ダッシュボードでのサイト概要確認

ダッシュボードの見え方

WordPress管理画面にログインすると、最初に表示されるのがダッシュボードです。

ここでは、サイト全体の状況把握やカスタマイズなどが行えます。

サイト全体の状況把握

ダッシュボードには、サイトの最新情報やアクセス状況、プラグインのお知らせなどが表示されます。

項目説明
ようこそWordPressに関する最新情報やヘルプへのリンク
投稿最新記事や下書き、コメント数
固定ページ固定ページの数
コメント承認待ちのコメント数
その他インストール済みテーマやプラグインの情報
ダッシュボードで確認できる主な情報

ダッシュボードのカスタマイズ

ダッシュボードは、ウィジェットを追加したり削除したりすることで、自分好みにカスタマイズできます。

表示オプションの位置
ダッシュボードのカスタマイズ方法
  • 画面右上の「表示オプション」をクリック→表示したいウィジェットにチェックを入れる
  • ウィジェットのドラッグ&ドロップで配置を変更

ダッシュボードは人によっては全く利用しないという方もいますが、サイトヘルスステータスに関しては現在のWordPressサイトが良好な状況にあるか一目で確認できるため、定期的に確認されることが推奨されます。

投稿と固定ページの作成方法

WordPressでは、ブログ記事などの動的なコンテンツを「投稿」、会社概要やお問い合わせなど固定的なコンテンツを「固定ページ」として作成します。

ブログ記事の投稿手順

ブログ記事の投稿手順は以下の通りです。

①メインナビゲーションから「投稿」>「新規追加」を選択

新規投稿の追加手順

②タイトル、本文、カテゴリー、タグなどを設定

新規投稿の編集画面

なお、カテゴリーやタグについては、導入しているプラグインやテーマによって設定項目の場所が異なり、右のサードバーに表示されていたり、本文下に追加されたブロックで設定する場合もあります。

③「プレビュー」で確認後、「公開」ボタンをクリック

新規投稿の公開方法

プレビューに関しては、ページ上部にある「下書き保存」を行うことでページ左下にプレビューが確認できるリンクが出現しますので、そこから実際に公開された際の見え方で確認できます。

固定ページの作成と編集

固定ページの作成手順は基本的にはブログ記事の投稿と同じ手順で行いますが、一部異なる部分もあります。

①メインナビゲーションから「固定ページ」>「新規追加」を選択

固定ページの追加手順

こちらもツールバーから可能で、ツールバーの「新規」にカーソルを合わせた際に表示される「固定ページ」をクリックすることで固定ページの新規追加ページへ移動できます。

②タイトル、本文、テンプレートなどを設定

固定ページの編集画面

ブログ投稿とは異なり、固定ページではカテゴリーやタグの設定は不要となります。

③「プレビュー」で確認後、「公開」ボタンをクリック

固定ページの公開方法

プレビューもブログ投稿と同様に、「下書き保存」を行うことで出現するプレビューのリンクから確認できます。

固定ページに関して、ブログ投稿記事との違いがハッキリしないという場合には、以下の記事にて違いについて学ぶことができます。

WordPressの固定ページとは。活用方法や投稿との違いなど

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テーマとプラグインの管理

WordPressの機能を拡張したりデザインを変更したりするには、テーマとプラグインを利用します。

テーマのインストールと変更

テーマは、WordPressサイトのデザインを決定するテンプレートです。

WordPress公式サイトや管理画面から無料でダウンロードできるものから、有料で販売されているテーマまで様々ですが、基本的にインストールや変更方法は同じです。

テーマのインストール手順

①メインナビゲーションから「外観」>「テーマ」を選択

テーマのインストール手順

②「新規追加」ボタンをクリック

テーマの追加場所

③インストールしたいテーマを選択し、「インストール」ボタンをクリック

テーマのインストール方法

もし、WordPress公式サイトや別で入手したテーマを利用したい場合は、ページ上部に表示されている「テーマのアップロード」をクリックすることで入手したテーマファイルをアップロード、有効化ができます。

プラグインの追加と削除

プラグインは、WordPressに特定の機能を追加するための拡張プログラムです。

プラグインもテーマと同じくほとんどは無料で入手可能ですが、有料で販売されているプラグインを利用することもできます。インストール手順もテーマとほとんど同じとなっています。

プラグインのインストール手順

①メインナビゲーションから「プラグイン」>「新規追加」を選択

プラグインの追加手順

②インストールしたいプラグインを検索

プラグインの検索画面

プラグインの検索では、プラグイン名の検索だけではなく、欲しい機能を入力することでも該当するプラグインを探せます。

③「今すぐインストール」ボタンをクリック

もし、WordPress公式サイトや別で入手したプラグインを利用したい場合は、ページ上部に表示されている「プラグインのアップロード」をクリックすることで入手したテーマファイルをアップロード、有効化ができます。

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管理画面のカスタマイズとユーザー権限

WordPressの管理画面は使いやすくカスタマイズしたり、複数人でWordPressサイトを運用していく場合にはユーザーごとに権限を設定したりできます。

管理画面のカスタマイズ方法

管理画面のカスタマイズとしては、以下の項目がカスタマイズ可能です。

カスタマイズ項目編集内容
プロフィール編集ユーザー名や表示名、プロフィール画像などを設定
ツールバーの表示設定ツールバーに表示する項目を選択
ダッシュボードのウィジェット設定ダッシュボードに表示するウィジェットを選択

プロフィール編集

プロフィールの編集は一見すると不要に思われることもありますが、テーマやプラグインによってはSEO対策において権威性を示す重要なファクターとなりますので、特別な理由がない限りは設定推奨となります。

編集方法は「ユーザー」→「プロフィール」に移動した先のページで入力できる項目を埋め、最後に「プロフィールを更新」ボタンを押すことで編集が完了となります。

プロフィールの設定手順

SNSアカウントがあり、WordPressサイトとの紐付けに問題が無い場合は、プロフィール編集画面でも積極的にSNSアカウントのリンクを入力しましょう。

ツールバーの表示設定

管理画面のページ上部にあるツールバーは、サイトを見る際に非表示にすることも可能です。

ツールバーの表示/非表示のカスタマイズは、前述のプロフィール編集画面に以下の画像の様なチェックボックスが存在します。

ツールバーの設定場所

基本的には、デフォルト状態の「表示する」に設定しておくことが推奨されますが、特別な理由がある場合はここで非表示に設定することも可能です。

ダッシュボードのウィジェット設定

WordPress管理画面のダッシュボードにはデフォルトの状態で「WordPressイベントとニュース」や「サイトヘルスステータス」などのウィジェットが設定されています。

これらダッシュボードにあるウィジェットは配置換えはもちろんのこと、プラグインなどを導入することで表示させるウィジェットを増やすことも可能です。

追加ウィジェット例

All In One SEO:作成したコンテンツ全体のSEOスコアの概要が一目で確認できます。
MonsterInsights:サイトのトラフィックやパフォーマンスの概要が一目で確認できます。

ユーザー権限の種類と設定

WordPressでは、ユーザーごとにサイトの編集や管理に関する権限を設定できます。

権限内容
管理者サイト全体の管理が可能
編集者投稿、固定ページの編集、公開が可能
執筆者自分の投稿の編集、公開が可能
購読者投稿の閲覧のみ可能

自分だけしか触らないという場合にはこの設定は不要となりますが、外注のライターを雇って直接WordPressの管理画面で執筆を行ってもらう場合などには、この権限設定は必須となります。

WordPressの初期設定と確認事項

WordPressをインストールしたら、サイトタイトルやURLなどの初期設定を行いましょう。

特にサイトタイトルに関しては、Google検索時に表示される部分でもありますので必ず設定を行いましょう。

サイトタイトルとURLの設定

まずはサイトタイトルとURLの設定方法について解説します。

①メインナビゲーションから「設定」>「一般」を選択

WordPress管理画面のメインナビゲーションから、「設定」→「一般」を選択します。

サイトタイトルやURLの変更手順

②「サイトのタイトル」と「キャッチフレーズ」を入力

移動した先のページでサイトのタイトルとキャッチフレーズを入力します。

サイトタイトルやURLの変更場所

③「WordPress アドレス (URL)」と「サイトアドレス (URL)」を確認

同じく「一般設定」のページ内に「WordPressアドレス(URL)」と「サイトアドレス(URL)」の入力項目があります。

ここはデフォルトでWordPressをインストールしたドメインが自動的に入力されている状態ですが、SSL化を行った際にはhttpの後ろにsを付けて更新する必要があります。

固定ページの設定とその他の初期設定項目

続いてはWordPressサイトのトップページに表示する固定ページの設定と、その他の初期設定項目についてご紹介します。

①メインナビゲーションから「設定」>「表示設定」を選択

固定ページのホーム設定手順

②フロントページの表示を「固定ページ」に設定

デフォルトの状態ではホームページ表示には「最新の投稿」にチェックが入っている状態ですので、これを固定ページにチェックを入れなおします。

固定ページの表示変更方法

③ホームページと投稿ページに表示する固定ページを選択

その後、実際にWordPressサイトのトップページであるホームに設定したい固定ページを選択します。当然、この時に選択できるのは事前に固定ページとして作成が完了しているページのみとなりますので、先にホームに設定する固定ページを作成しておく必要があります。

また、投稿ページとしてブログやコラム記事のトップに設定したい固定ページを作成している場合は、同様に選択し、「変更を保存」をクリックして設定を完了させます。

実際に操作してみよう

以上が、WordPress初心者が最低限しておくべき管理画面の操作方法となります。

もちろん、WordPressの管理画面ではここで紹介した以外にも様々な設定を行うことができ、導入するプラグインが増えれば増えるほど設定できる項目も増加します。

特にWordPressサイトでSEO対策を実施したいという方も多いかと思いますので、以下の記事も参考にしていただければと思います。

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とはいえ、初心者の場合は知識を入れることも重要ですが、それを実際のWordPressの管理画面で操作して慣れていくことも重要になりますので、一通り確認ができたら実際に操作してみることをおすすめします。

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なので、まずは触って体験してみることから始めてみましょう。

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