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【入門】Node.jsフレームワークの選び方とおすすめ10選

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Node.jsを利用する開発者は増え続けており、Node.jsフレームワークも膨大な数が公開されています。そのなかで、どれが最適か選ぶのは簡単ではありません。この記事では、Node.jsフレームワークの選び方とおすすめ10選を紹介しています。この記事を参考に、ご自身にあったNode.jsフレームワークを選んでいただければ幸いです。

Node.jsフレームワークの選び方

そもそもNode.jsとは?

Node.jsのフレームワークについてみていく前に、Node.jsとは何か簡単におさらいしておきましょう。Node.jsとは従来Webブラウザなどクライアント側で動作していたJavaScriptを、サーバー側でも動作できるようにするためのプラットフォームです。昨今ではNode.jsを利用したWeb開発・アプリ開発などが盛んになっており、Node.jsに対応したフレームワークやライブラリが数多く登場しています。

フレームワークの選び方/選ぶ際のポイント

Node.jsのフレームワークによって特徴は様々です。フロントエンドの開発向け・バックエンド開発向けなど、フレームワークによって求められる役割が異なります。フレームワークを選択する際は、ご自身の目的にあったものを探すことが必要です。

また多くのエンジニア・企業が利用していて将来性が高いもの、トレンドにあっているもの学習コストが少なくてすむものなどもあります。これらの点も考慮にいれて、採用するフレームワークを選ぶとよいでしょう。

Node.jsおすすめフレームワーク10選

様々な目的や要望にフィットした、数多くのNode.jsフレームワークが登場している状況です。ここではその中でも、古くから使われているものや特に採用率が高いものなどおすすめを10種類選んで紹介します。

「Express.js」| 最古参で人気があるNode.jsフレームワーク

Express.jsはNode.jsに触れたことがある人であれば、その名前を必ず知っているほど人気のフレームワークです。たくさんのユーザーに利用されていることから、日本語の情報も豊富で学びやすいNode.jsフレームワークと言えます。「The State of JavaScript 2021」※でも、Express.jsはバックエンドの部門で5年連続の利用率1位となりました。

Express.jsはシンプルなAPIの開発から、フロントエンド・バックエンドの一貫した開発まで活用可能です。Express.jsは最小限のシンプルな構成で、非常に軽快で容易に拡張できます。古くからよく使われてきたフレームワークということもあり、モジュールが豊富で開発を効率的に進められるのもメリットです。

※ JavaScriptに関心がある世界中の技術者1万人以上から取得したアンケート

「Koa.js」 | Express.js の後継

Koa.jsはExpress.jsの後継として、Express.js開発チームが作ったNode.jsフレームワークです。koa.jsはExpress.jsと比べさらに構成がシンプルで、より高い拡張性を誇ります。Koa.js ではgenerator・async/awaitといった非同期処理に関わる機能が追加され、よりモダンな開発も可能です。

「Fastify」 | 高速なレスポンスを誇るフレームワーク

Fastifyは高速なレスポンスを誇るNode.jsフレームワークです。Express.jsをはじめとした先発のフレームワークに影響され作られたフレームワークで、Express.jsと記述方法が似ています。その一方で、async/awaitに対応するなどExpress.js よりモダンな開発が可能です。

「Meteor.js」 | フルスタックなJavaScriptプラットフォーム

Meteor.jsはUIからバックエンドに至るまで、Webアプリケーション開発に必要なほぼ全ての機能をもつフルスタックなJavaScriptプラットフォームです。Meteor.jsだけで、Webアプリケーションのプロトタイプを簡単に作れます。サーバー側のコード変更を、リアルタイムでクライアント側(Webブラウザ)に反映させられるのもMeteor.jsの大きなメリットです。

「Sails.js」 | Rubyライクなフレームワーク

Sails.jsはRuby on RailsライクなNode.jsフレームワークで、Ruby on Railsを使っていたエンジニアであれば比較的簡単に習得可能です。またSails.jsはMVCをサポートし、開発を効率的にすすめられます。REST APIを簡単に作成でき、REST APIを使ったWebアプリを手軽に開発できるのも大きな特徴です。

「Adonis.Js」 | Laravelライクなフレームワーク

Adonis.JsはLaravelライクのNode.jsフレームワークです。そのためPHPのWeb開発でLaravelを使っていたエンジニアであれば、比較的簡単に習得できます。デフォルトの状態で多くの機能を備えたフルスタックフレームワークで、開発の負担を軽減可能です。ORMをサポートしていることから、データベース操作の手間も抑えられます。

「Vue.js」 | 学習コストが低いUI構築用フレームワーク

Vue.jsはシンプルな設計でHTMLの記述に近いことから、学習コストが低いUI構築用のNode.jsフレームワークです。設計がシンプルで他ライブラリと組み合わせやすいことから、拡張性が高い点もVue.jsを使うメリットといえます。

「Vue.js」は数あるなかでもUI構築用として高い人気を誇るNode.jsフレームワークの1つです。前述の「The State of JavaScript 2021」では、フロントエンド用のフレームワークとして5年連続の3位となっています。

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「Angular」| Google社が開発に関わるフルスタックフレームワーク

Angularは、フロントエンド開発で必要な機能がそろったフルスタックフレームワークです。AngularはGoogle社が主導となって開発が進められており、オープンソースとして公開されています。

その他、Angularの大きな特徴としてあげられるのは、あらゆるプラットフォームに対応している点です。AngularであればPC用・スマートフォン用のウェブ、PC・スマートフォンのネイティブアプリなどあらゆる環境向けの開発が行えます。前述の「The State of JavaScript 2021」では、Angularはフロントエンド用フレームワークとして6年連続2位の使用率を誇るほど人気です。

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「React」 | 仮想DOMを採用し処理速度が高速

「React」はMeta(旧Facebook)社が開発したUI構築用のNode.jsライブラリ※です。仮想DOMをいち早く採用し、高速に動作する点が大きなメリットと言えます。Reactは、昨今流行しているSPA(Single Page Application)の開発にも最適です。

宣言的で第三者がみてもソースコードを理解しやすいこと、コンポーネント指向で拡張性が高い点などもメリットとしてあげられます。前述の「The State of JavaScript 2021」をみると、Reactはフロントエンド用として6年連続の1位を記録している状況です。

※ Reactは正確には「ライブラリ」であり、フレームワークではありません。ただし他のNode.jsフレームワークと比較されることが多く、Node.jsを使った開発用として同じように使われていることからこの記事で紹介しました。

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「Next.js」 | Reactを拡張するのに使われるフレームワーク

Next.jsはReactをベースとして、Reactを拡張するために使われるNode.jsフレームワークです。UI構築用であるReactにNext.jsを組み合わせることで、サーバーサイドでも動作するReactアプリを開発できるようになります。またNext.jsを使うことで、Reactだけで開発する場合に比べ初期表示が早くなるなど複数の機能改善を実現している点もメリットです。前述の「The State of JavaScript 2021」においてNext.jsは、バックエンド用としてExpress.jsに次ぐ2位となっています。

まとめ

バックエンド向けとして採用率の高いExpress.jsや、フロントエンド向けとして人気のReactをはじめ数多くのNode.jsフレームワーク・ライブラリがあります。Node.jsを利用して開発を行う場合は、そのなかから目的にあった種類を選ぶことが必要です。

トレンドで多くのユーザーが利用しており、参考資料が多いもの、処理速度が早いもの、学習コストが少ないものなど、それぞれ特徴が異なります。この記事で紹介した10種類を参考に、希望に近い種類を選びましょう。