withコロナで注目!EC・テイクアウトなどの販売を支援する『京商支縁サイト』の取り組み

世の中は少しずつではありますが、「withコロナ」に移行しつつあり、ビジネスのありようが変わってきています。

さて、少し時間を巻き戻し、新型コロナウイルスの感染拡大により緊急事態宣言が出された当時を思い出してみてください。物産展で販売するはずだった商品や、学校給食で提供するはずだった食材などの過剰在庫が全国各地で問題になりました。
そうした状況に苦しむ事業者を支援するため、さまざまな通販サイトが開設されたことが、ニュースでも報道され、皆さまも記憶に新しいのではないでしょうか。

観光都市京都でも新型コロナの影響は大きく、そんな事業者様を支援する取り組みとして、京都商工会議所が『京商支縁サイト』を開設され、大きな反響がありました。

今回はカゴヤ・ジャパンのマネージド専用サーバーをご利用いただいている、京都商工会議所様に取材し、緊急対策として開設された『京商支縁サイト』の取り組みと、これからの「withコロナ」に向けたインターネットの可能性についてお話しを伺いました。

商工会議所とは?

カゴヤ・ジャパン 相原:
はじめに、不勉強で申し訳ないのですが「商工会議所」はどのような団体なのでしょうか?

京都商工会議所 西岡様:
商工会議所法という法律に基づいて設立された地域の総合経済団体になります。
主な目的は2つありまして、ひとつは「経済界から行政に対する要望提言活動」、もうひとつは「地域の個人事業者や中小企業の経営支援と業界振興」になります。

(左から)産業振興部 部長 西岡氏、産業振興部 京都創生課 主事補 津川氏

カゴヤ・ジャパン 相原:
なんとなく公的な団体のイメージを持っていたのですが、行政組織ではないのですね。

京都商工会議所 西岡様:
はい。商工会議所の場合は、市内に事業所があれば、業種を問わずどのような規模でも入れる点が他の経済団体と異なるポイントです。

カゴヤ・ジャパン 相原:
規模の大小にかかわらず、誰でも加入できて、経営支援だけでなく、個々の小さな事業者の要望を集約して行政に提言してくれる存在なのですね。
小規模な事業者ほど新型コロナの影響は大きかったでしょうから、緊急事態宣言を前後してたくさんの相談があったのではないですか?

京都商工会議所 津川様:
そうなのです。緊急事態宣言が出されたのは4月16日ですが、そのもっと前から感染拡大の影響は出ていて、2月下旬には個別の相談も増えてきていました。

緊急対策としての『京商支縁サイト』

カゴヤ・ジャパン 相原:
京都ですと観光業に関連した小売や飲食業への新型コロナの影響は大きそうですね。

京都商工会議所 津川様:
イベントの中止や観光客の減少などによる需要の急減に伴って売上の低迷や過剰在庫等の影響が出ていました。
そこで売上向上のための支援ができないかと考えた結果、本所会員企業の販売情報を掲載する『京商支縁サイト』をオープンしました。

会員様にはさまざまな事業者がおられるので、「消費者向け」と「企業向け」にそれぞれ3つのカテゴリーを開設しました。

消費者向け

  • 土産物等小売り支援の「ネットで京もん市
  • ホテル・飲食店等デリバリー&テイクアウト情報として「お家で外食気分~デリバリー・テイクアウト~
  • コロナ対策関連商品情報として「コロナ対策商品あれこれ

企業向け

  • 法人利用など大口での「弁当デリバリーサービス
  • コロナ対策関連商品情報として「コロナ対策商品・サービス
  • “売りたい”“買いたい”情報をまとめた「困った!緊急売買情報

カゴヤ・ジャパン 相原:
困られている事業者様も多かったでしょうし、どのような苦労がありましたか?

京都商工会議所 津川様:
緊急支援策としてなるべく早く開設したいと思い、3月下旬から着手して4月15日には情報を公開しました。

『京商支縁サイト』の反響は?

カゴヤ・ジャパン 相原:
サイトの公開までとても短期間で準備されたのですね。会員様の反響はいかがでしたか?

京都商工会議所 津川様:
当初からたくさんの会員様にご登録いただき、7月上旬には300件を超え、現在(8月17日時点)は323件の登録情報があります。

カゴヤ・ジャパン 相原:
たいへん多くの事業者が登録されているのですね。それだけお困りの事業者が多かったのでしょうか。サイトの利用者様からの反響はいかがですか?

京都商工会議所 津川様:
テレビや新聞などのマスコミで取り上げられたり、口コミで広がり、公開した4月15日から5月中旬まで1日当たりの平均で1.4万PVを超えるアクセスをいただきました。

カゴヤ・ジャパン 相原:
ちなみにテレビで取り上げられると急激にアクセスが集中するので、サーバーや回線が心配ですがいかがでしたか?

京都商工会議所 津川様:
『京商支縁サイト』と同じサーバーで複数のサイトを運用していたのですが、お陰様でどのサイトも何の問題もありませんでした。

カゴヤ・ジャパン 相原:
いつもご利用ありがとうございます(笑)。
緊急支援策ということでオープンされたわけですが、成果はいかがでしたか?

京都商工会議所 津川様:
事業者様からは「商品が売り切れた」「注文が増加した」「新規顧客を開拓できた」とのお声を多くいただいてます。
また、小規模の事業者様ですと自社サイトだけではアピールする場所が少ないと感じておられたようですが『京商支縁サイト』に登録したところ、商工会議所の会員として掲載されていることに消費者の安心感もあって注文が増えたのではないかとのお話しもいただいています。
『京商支縁サイト』の目的だった緊急支援策として売上向上のお手伝いをすることができました。

カゴヤ・ジャパン 相原:
確かに個人商店のホームぺージの電話番号に注文するよりも、商工会議所が紹介しているお店の電話番号に注文する方が安心感がありますね。『京商支縁サイト』を拝見したのですが、実店舗は知っているのですがネット通販をされていることを知らなかったお店もあったので、おうち時間を過ごしている方に対する認知拡大の効果は大きそうです。ぜひ注文したいと思います。

ネット通販や自社サイトの強化が課題に

カゴヤ・ジャパン 相原:
当社レンタルサーバーをご利用のお客様にも多くいらっしゃるのですが、個人商店様などの場合いざネット通販をしたいと思われてもネットショップを開設すること自体が大変ですし、開設してもSEO対策や広告などをどうしていけばよいのかお困りの事業者様も多かったのではないでしょうか。

京都商工会議所 津川様:
そうですね。そのようにお困りの事業者様からも「今までは簡単なホームページしかなかったが、『京商支縁サイト』から自社サイトへの流入が増えたことで、知名度が向上し電話注文が増えた」というお話しを伺っています。
今回の件でホームページやネット注文の必要性に気づかれて、補助金などを利用してECサイトを整えたり、大手インターネットショッピングモールに出店することになったケースも出てきています。
さまざまな事業者様からお話しを伺っていますが、どこの事業者様もネット通販や自社サイトの強化が課題になってきています。

カゴヤ・ジャパン 相原:
“コロナ緊急対策”としての『京商支縁サイト』は一定の役割を果たし、「withコロナ」に向かってビジネスのあり方について見直しが進んでいるのですね。

京都商工会議所 西岡様:
ホームページを公開していたが10年以上ほったらかしだったという事業者様や、そもそもホームページを持っていないという事業者もいらっしゃいます。
今までもやらないといけないとは思っていたが日々の営業に追われて具体的に考えている余裕がなかったという理由が多いようです。
今回、新型コロナの影響で営業活動自体がストップしてしまったことで、その焦りはあるけど今までやれなかったことをできる時間が作れたという側面もあり、ネット通販や自社サイトの強化を検討されるようになった事業者様が増えました。

カゴヤ・ジャパン 相原:
さきほどのお話しに出ましたが補助金を活用されるケースは多いのでしょうか?

京都商工会議所 津川様:
京都商工会議所では国の小規模事業者持続化補助金や、京都府や京都市の補助金を活用して、店舗販売と電話注文だけしか行ってこなかった事業者様の支援も行っています。

ECサイトには小規模事業者持続化補助金がおすすめ!

カゴヤ・ジャパン 相原:
補助金の種類がたくさんあって、どういった目的やどのような条件で使えるのか分かりづらいですが、相談は多いですか?

京都商工会議所 西岡様:
京都商工会議所の中小企業支援部では事業所様とマンツーマンで相談を受け付けているのですが、新型コロナの感染拡大以降は他の部署からも応援にいくほど相談が急増しています。
その多くは補助金についての相談です。今も相談件数は引き続き多い状況にあります。
小規模な事業所でも販売方法を具体的に検討されていて「非接触販売をどうしていくか」「WEBで」という話は当然出てきます。
ECサイトには、小規模事業者の販路開拓等のための取り組みを支援する「小規模事業者持続化補助金が通年募集になっているので活用いただくケースが多いです。
「一般型」の他に新型コロナウイルス感染症の影響を受ける事業者向けの「コロナ特別対応型の公募も行われています。

カゴヤ・ジャパン 相原:
「withコロナ」への取り組みとしてECサイトを検討されている事業者様にはぜひご活用いただきたいですね。

京都観光のこれから

カゴヤ・ジャパン 相原:
祇園祭や五山送り火の規模が縮小されたり、さまざまなイベントが中止されるなか、一方で「Go To Travelキャンペーン」が始まりましたが状況に変化はありますでしょうか?

京都商工会議所 津川様:
まだ観光・外食産業の低迷は続いています。京都では感染拡大予防ガイドラインに沿った事業所は推進宣言事業所としてステッカーを店先に貼って啓発したり、店舗では消毒などの対策を講じて、安心して観光いただける取り組みはしているのですが、それをどう広報していけばいいのか、コロナとどのように生活していけばよいのかという課題があります。
緊急対策として『京商支縁サイト』を開設しましたが、こうした新たな課題に合わせて、「withコロナ」の取り組みも発信できるサイトにしていきたいと検討しております。

カゴヤ・ジャパン 相原:
「withコロナ」の取り組みはECサイト以外にも検討されているのですね。京都に観光に行きたくても行けない方はたくさんいらっしゃるので、そういった方々が『京商支縁サイト』を通じて実際に足を運んでいただけるようになるといいですね。

京都商工会議所 西岡様:
最近は京都、滋賀、大阪など近隣を中心に観光客は戻ってきつつありますが、近隣の方はお土産物などの購入にはつながりにくい側面もあり、引き続き『京商支縁サイト』での事業者支援も必要と考えています。
今はちょうど、遠方からもお越しいただけるようになるまでの過渡期だと思います。withコロナの取り組みについては、観光業界、京都府・京都市の観光行政ともどういうふうにしていくか相談しながら進めています。

今後の展開について

カゴヤ・ジャパン 相原:
過渡期とのお言葉もありましたが、『京商支縁サイト』の今後の展開はいかがでしょうか?

京都商工会議所 津川様:
「ネットで京もん市」を通じてネット通販や自社サイトの強化に取り組んだり、
「お家で外食気分~デリバリー・テイクアウト~」についてもテイクアウトの予約をオンラインで受注できるようにして効率化をするなど、「withコロナ」の模索は増えてきていますので、引き続きそうした取り組みを支援していきます。

一方で「それだけではやっていけない」とのお声も多く、どういうふうに安心して店舗に来ていただけるかを考えている、各店舗の取り組みをもっと発信していきたいと考えています。
安心の基準は個人によって違うため、消費者にとって判断しにくい部分でもあるので、そこを安心してもらえるような取り組みができたらよいなと考えています。

まとめ

新型コロナウイルスとともに生きる「ニューノーマルの時代」に向けて、ビジネスのあり方の見直しが進む中、ネット通販や自社サイトの強化にとどまらず「withコロナ」の模索がはじまっています。京都商工会議所様におすすめいただいた「小規模事業者持続化補助金」などもしっかりと活用しながら取り組みをしていきたいですね。

なお、カゴヤ・ジャパンでは初期費用が最大10万円OFF!になる「アフターコロナ観光物産サイト応援キャンペーン」を2020年9月30日まで開催中です。
是非この機会にご検討ください。

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